本気の恋をしようじゃないか《加筆修正版》
「なんかさ、運命っていうのを間近で垣間見れたって感じだったよ。それに」
コーヒを持ってきた美和の顔がより一層ニヤついていた。
「まさかこんなイケメンが杏奈の初彼だったとは……今回のことがなかったら知らないままだったよ。この子ってあんまり自分の事話す子じゃないから~~」
たしかに私は自分の事をあまり人に話す方ではない。
特に恋愛に関しては話題にもしなかったのに……
それがまさかこんな展開になるなんて
「ごめん美和」
手を合わせて謝る私に美和は終始笑顔だった。
「謝らなくていいって。私はてっきり男性恐怖症だと思って心配していたから安心したよ。
これで心置きなく結婚できるよ」
・・・・え?
「け、結婚?」
あまりにも話の流れ的にさらっと言うもんだから聞き逃しそうになった。
「お二人・・結婚されるんですか?」
あわあわしている私をみて小牧くんが私の代わりに?!質問してくれた。
浅野さんは少し照れた様子で頭に手を当て頷いた。
たしかに2人はいつ結婚してもいいくらい付き合いも長いし同棲しているからいつかは結婚するだろうと思っていたけど……
「いつ?いつ結婚を決めたの?」

「昨日」
・・・・え?!
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