結婚しても恋愛中だもん
実家の側にタクシーが止まった。
駆け寄るお兄ちゃん。

「彩?大丈夫。お兄ちゃんが守ってやるから、心配するな。」

子供達は、お母さんたちと就寝。
あやめの授乳の時だけ
世話をした。

もう、何も、手に付かない。

実家の自分の部屋で泣き疲れ
眠った。


一階から賑やかな卓ちゃんの声。
そっと降りていった。

「あっ!ママ、お熱あるの?」
「お風邪かなぁ?しばらく、じいじと
ばぁばのお家に居ようね。」「うん」


お兄ちゃんが卓ちゃんの送り迎えを
してくれると。

私は、もう…このまま…。
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