スキ。~あの日と赤龍~






そして一時の沈黙をして、

「よぉ…、毎日マジメに学校なんざ行ってなにが楽しいんだ?あ?

んなことよりもっと俺にもっと酒買ってこいよ!チマチマしたバイトじゃなくてもっとでけーバイトをよぉ!

前はあんなに聞き分けのいいガキだったのによー

今じゃクソ生意気なオンナになっちまった
もんだなー」


嫌みたっぷりに言ってくるあいつ、

毎日酒ばっか飲んでるしね、

はぁ、とまた心の中でため息をつき財布に
入ってる全部の金をあいつにぶつけるよう
に放り投げた。

その瞬間あいつの手がはずれ私は走って家
を出た、





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