君と春を



パーティ当日。

用事のあった慎汰さんより先に会場のあるホテルへ向かう。

「そこのサロンに全部用意してあるから。メイクと髪も頼んであるよ。

変身しておいで、お姫様。」

そう言って額に軽くキスを落とし、送り出してくれた。



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