愛してる。о*♡
再開
俺は朝、仕事へと向かった。


「遅刻!!遅刻!!」

どっ!


「きゃっ!」

「うわ!すいません!」

「いいえ、こちらこそ」


「…?あの、人違いかも知れませんが。」

「はい?」
 
「菫?」

「はい、どこかでお会いしましたか?」

そりゃそうか、
俺は今じゃ逆に地味だろう。


「えっとー。尾白優太郎です」

「…ゆ…うたろ…う?」

「久しぶり」

「え?地味!」

「え、失礼だなー」

俺たちは笑った。
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