ショタ化彼氏

「はい。これ。あんたの、宝物だよ。これは君のショタになったときの思い出にしなよ。」


「あ、ありがと。」


そういうと、微笑んだ。


「…その、音が消えれば戻れるよ。」


と、消えていった。


霧に包まれながら――――そっと。



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