誠の華-アサガオ-




「一君、帰ろう。雪は何言っても聞かないから、諦めな」



「そうそう。一、改めてよろしくな!」



「………あぁ」




斎藤は平助に差し出された手を取り立ち上がると、試衛館までの帰路についた。




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