誠の華-アサガオ-




難しくてきっと半分以上は内容を理解できていない。


でもやっぱり理由は分からないけど剣道ってかっこいい!!



「周助先生、私剣術やりたい!!」




「ようし、宗次郎」




「何ですか近藤先生」




「俺と雪の分の木刀を持ってきてくれ」




「本当に雪に剣術を教えるんですか?」




周助先生は不安気な表情の宗次郎の頭をポンポンと撫でた。




「雪は可愛いから護身術を教えなくてはならないだろう?」




「でも…僕が守るから雪は覚えなくても良いじゃないですか…」




「もしも雪が一人でいる時に襲われたらどうする?」





「………………」




「そういう時の為だ」




「分かりました…」




渋々了解してくれた宗次郎。



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