色恋 〜Colorful Loves〜
「けいちゃ〜ん!」



僕はもう我慢できなくて、がばっとけいちゃんに抱きついた。



けいちゃんはやっぱり「暑いってば!」と不満そうに言ったけど、その顔には笑みが浮かんでいる。



あぁ、僕の可愛いツンデレさん。




「愛してるよ、けいちゃん♡」



「………っ、ばっかじゃないの?」




真っ赤になった可愛い耳たぶに、思わず噛みつくと、けいちゃんが「あっ」と声を洩らした。



まったく、かわいいにもほどがある。



大好きなんて言ってくれなくても、僕には分かってるよ。



僕はふふっと笑って、けいちゃんを思いっきり抱きしめた。






硝子のハート * Fin.




< 114 / 136 >

この作品をシェア

pagetop