<完>孤独な姫さんは世界一の総長 下
紀「・・何」
言いたいことは大体わかる。
私の言葉に目を細める竜輝。
竜「俺らが裏切ると思ってるのか?」
紀「思ってはいない。しかし、どっちにしろ私たちは悠に関わった時点で殺される。」
竜「それって、・・結局は結果は同じって事か?」
紀「あぁ。」
私の返答に竜輝は舌打ちをした。
陸「どっちにしろ殺される。潰される。抵抗しても勝てない。3アウトチェンジ?」
自潮気味に笑う陸玖。
紀「これは・・」
竜「俺らしか知らない。」
紀「そうか。」