<完>孤独な姫さんは世界一の総長 下
パチッと目を開いた。
辰喜の声に一気に現実に戻った気がする。
辰「紀優!?大丈夫?・・泣いてる」
紀「・・ないて・・る?」
頬を触ると濡れていた。
辰「・・紀優、大丈夫?・・倉庫に戻る?」
眉を下げて聞いてくる辰喜。
紀「大丈夫だよ。もう着いたの?」
私が涙を拭いて言うとうんと頷く辰喜。
周りを見ると、真っ青な海が。
地平線が見える。
紀「砂浜のとこまでいこ!」
辰「え・・え!?」