気まぐれ男子とその彼女。
気まぐれ男子と三つ編み。

~気まぐれ男子と三つ編み。~






「橋ちゃん橋ちゃん」


「なーに?菱くん」


「橋ちゃんのそれ、すごいよね」


「へ?」





どうも、相変わらずのin菱家でございます。



さて、いつもの挨拶が終わったところで会話に戻ると、どうやら菱くんは私の髪型に興味を示したようです。






「それって…三つ編みのこと?」



「うん。それ、時間かかりそう…」



基本面倒がりやな菱くんは三つ編みの行程を想像しただけでもお疲れな様子。




「覚えちゃえばちゃちゃっと出来るよ?」





そう言いゴムをとり軽く手ぐしをし、三等分した後に、髪を編んでいく。





「おお~」



「…菱くんもやってみる?」



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