戦国LOVE

信長の落とした雑誌を拾い、その雑誌で信長を何度も叩く姫美子。「やめろ!」とベッドの隅で防戦一方の信長。その隙を見て、秀吉が部屋から出ようとする。




「ヤスくん!!!!」




姫美子の命令を受け、秀吉の前を塞ぐ家康。ゆっくりとドアを閉め、鍵をかける。




「ヤスちゃんの裏切りもの~。」




泣き顔の秀吉の顔から目線を逸らす家康。




「あんた達!!正座しなさい!!」




「はい!!」




信長と秀吉は二人声を揃え、その場に正座。腕組みをし、二人を見下ろす姫美子。姫美子の説教に対して、ただただ頭を下げて聞いている二人。家康はそっと部屋から出ていき、みんなの分のお茶を汲みに1階へと降りていく。




何年経っても変わる事がなかった幼なじみ4人の関係。これからもずっと続くと思っていた…。



しかし、このあと、姫美子を巡る、信長・秀吉・家康の恋愛戦国時代【戦国LOVE】に突入するとはまだ誰も予想だにしていなかった…。

< 18 / 18 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop