蒼色ルーム
蒼色26
一週間経っても引っかかれた傷はまだ消えなくて……見る度に思い出してしまって嫌になる。




「ちょ、なんで来たんだよ」




玄関の方で紺が誰かと喋っている。気になった私は紺の元へ行く。
すると、そこには綺麗な人がいた。



「……誰…この美人」

「あ、こいつは────」



私が聞き、紺が答えようとする。だけど、その瞬間綺麗な人からビンタを食らう紺。



「姉に向かってこいつとは……いい度胸してるわね、紺」



…なんか良くわかんないけど、紺の関係者だってことはわかった。



「…あ…の」



私が声をかけると、お姉さんはこちらを向いた。
あ…やっぱり綺麗だ。
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