恋日和 〜キミに届かない恋でも〜



きれいに切られたそのふたつの野菜。
それには、なにも文句言えない。



「芽依もエリカちゃんも上手……」

「希子ちゃんだってがんばってたよ!」

「エリカ、無理やり希子のことを褒めなくていいんだよ」



そんなエリカちゃんのフォローがうれしかったのに、芽依のひとことが余計だ。

芽依は、いつも意地悪してくる春馬と本当に似てるんだよなあ……。



でもまあ、とにかくなにもしなかったよりかはいいよね!


でも、にんじんを切るだけで疲れたなあ……。



「よし! じゃあたまねぎとお肉を炒めよう!」



苦笑いを浮かべていたエリカちゃんだったけれど、そう言ってフライパンでたまねぎとお肉を炒めはじめた。


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