私には嫌いなものが多すぎる。
美玖さんはこんな…自慢をするために私をここに呼びつけたのだろうか…
それなら早く帰りたい。
私だって人間なの。
これ以上は聞いていられない。
「元気な時には病室の外に連れて行ってくれて
元気がないときは、学校であった話とか楽しい話をいっぱいしてくれた。
辛いって言ったら『俺が付いてるから』って言ってくれた。
…優先順位はずっとずっと私が一番だった。」
バクバクと心臓が鳴り、目頭がだんだん熱くなっている。
「なのに…」
さっきまで笑顔で話していた美玖さんから、笑顔が消える。