好きになんてなるわけねーだろ!!!
「…あのさ………」
さっき、光輝が言った言葉。
なんだか、熱がこもってて、いつもの光輝の声じゃなくて。
妙に、緊張した。
だから、課題を聞きに来たって聞いてほっとした。
でも、なんでかな。
ちょっとだけ、残念な気もしたんだ。
『なんの教科が分かんないの?』
そう言って振り返ったとき、私は息を呑んだ。
だって、…光輝があまりにも真剣な顔で私を見てたから。
『え、なに……「杏奈。」
なんとなく気まずくて声を出すと、それを遮るように光輝も口を開く。