初恋イチゴ。˚*




「昨日たまたま通りかかって覗き見しちゃったんだけど…」











私は全て話した


何で付き合ったのかも



ただ私は何も考えてなかった
何も考える余裕がなかった

この場には夏恋ちゃんもいるから
翠くんがまだ未練あるって言っちゃダメだったことに






話を聞き終えた春也くんは
そりゃもう激怒ですよ…











「まじあいつ何考えてんだよ
そーゆーのは断れっていつもいってるのに」





「し、仕方ないよ春也くん
私が何も動かなかったのも悪いし」





「まぁそうだけどな
それでも俺は気に食わねー!」











こうなった春也くんを止めれるのは一人しかいない




もとの原因である翠くんだけ








そこへ、タイミングよく翠くんが教室に入って来た







私達のこの状況を見て
全部わかったようにため息をつく











「春也
結苺がおびえてるだろ」





「あ!?
お前何考えてんだよ!」











翠くんが何か言う前に

春也くんは翠くんに掴みかかる






や、やばいよ…








ふと、夏恋ちゃんをみると

心ここにあらずって感じでボーっとしている







そこで気づいた




さっき夏恋ちゃんの前で



"翠くんがまだ夏恋ちゃんの事好きだから"


って言ってしまったことに









ど、どうしよう…





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