こうするしか生きていく術(すべ)がなかったから
私は、いつだって一人だった




「おねぇちゃん!!」

帰りの会の最中。

シーンと静まり返っている教室に突如乱入してきたのは空気を読めない我が妹、怜奈。

「玲奈!?」

「おねえちゃん、一緒に帰ろー!!」

「今帰りの会の最中だから…、先に帰ってて」

「うん、わかった!おやつ先に食べてるね!」

「はいはい」

「じゃあねー!!」

今思えば、このときに間違った選択をしなければ…と悔やまれるところだが、もう後の祭り。

手遅れだ。




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