俺、お前に惚れてんだけど。
「おかえり。遅いじゃない、何度も電話したのに」
「うん……つい話し込んじゃって。それより!なんで久間君がここにいるの?」
なんでダイニングテーブルに座って寛いでるの?
ちゃっかりお茶なんかすすっちゃってさ!
「奏太に会いに来てくれたのよ〜!」
「奏太に?」
「今お風呂に入ってるから、ゆっくりしてもらってるの」
そういえばそうだった。
久間君は奏太の友達でもあるんだ。
学校じゃ避けることも出来るけど、家まで来られたんじゃどうしようもない。
「部屋にいるから、お風呂空いたら呼んでね」
久間君の顔を見ずにリビングを出て2階に向かう。