堕ちるのに一秒もかからない

レオさんって、絡み酒?

だって、めっちゃ、近いんだもん。

ドキドキするんだけどこれも酒の一興となれば途端に落ち込んじゃうんだけど…

お生憎様…これがお酒なんてわかっちゃうと少し落ち込む。


いや、でも!なんで、レオさん離してくれないの!?

いや、べつに、いんだけども、なんか、好きってユー自覚しちゃってるから、恥ずかしくて

『ねーあやちゃん?なにしてたのショウマと?』

耳元で言ってるけど、すっつつごいお酒臭い!

私弱いんですよ!いや、未成年とかじゃなくて甘酒とかでもアウト!

なのに、匂いだけで酔っちゃいそうで…

ギュ_

私の方を抱く力が強くなる。

『ちょーレオさん!?』

ぐーーぐーー

え____…?

ね、寝てる?え?絡み酒+寝落ち!?


『ほら、レオー。しっかりしなよーって、爆睡。』

珍しいなーとライトさん

『珍しいんですか?』

『いやさぁ、レオって、無理にあんま飲まねんだけど…だからさ?珍しいなーって』

無理して飲まない?なのに、なんでまた飲んじゃってたんだろう?

『よし、俺んちもって帰るわ!』

そう言ったのはおにぃだった。

『まじか!頑張れ!』


ライトさんが手を叩いて大笑いしている。
楽しい人だなー。ww

でも、ほんとおにぃ大丈夫かな?

大の男だよ?

『おにい、気を付けてね?』

『おう!あおいちゃん来て早々ごめんね!四人で飲んでて!あ、でも酒はダメだぞ!じゃーな!』


そう言ってレオさんを引きずって帰っていた。

ほんと、なんか心配。


でもまぁ、せっかくだし…


レオさんに触れられた肩がまだ熱い


慣れないことされちゃうとこうなるもの?



わからなくても、それでも、好きなことに変わりはなかった。








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