秘密〜その秘蜜、ハチミツより甘い〜

「う、嘘じゃないよね?」


「嘘なんかついてない、本心だ」


「じゃあ、なんであの時言いたくないなんて言ったの?あの時でもよかったじゃんっ。」


「梨有に俺のこと好きになってもらって結婚する時にちゃんと言おうと思ってた。だけど、俺が考えてるよりも先に梨有が俺のこと好きだって言ったから焦った。言わないようにしてたけど、ほんとに梨有が俺のそばからいなくなる気がして」



確かに、私は最初この結婚にはめっちゃ反対した。


それは真広が嫌いだったから。


でも、真広の優しさに触れて

どんどん心が変わった


この人と一緒にいたいって思った。

< 112 / 140 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop