指先に囚われて…
3章

繋がるキモチ



 今日で怒涛の1学期が終わる。


私は比較的頭は良いほうであるから、補習になることはない。


『(補習なんかなっちゃったら、店手伝えないし;)』


梅雨も明け、それでも体育館は異様な熱気と人口密度のせいか今にも倒れてしまいそうな暑さだ。




明日から夏休み…。


つまり、明日が花火大会なのだ。







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