クールを演じる私【前編】
流以「そうでしょ?でも、私は倫太郎の頑張りにすぐ惚れた。でもクールを演じてた私は、素直になれなかった。」
クールを演じてたんだ…。
璃流蘭「で、どうしたの?」
流以「少しずつ倫太郎がする事に抵抗しなくなった。そうするしか、私は出来なかった。」
璃流蘭「抵抗してたんだね。」
流以「そりゃあ、急にキスされそうになったら、吹っ飛ばすでしょ?リルちゃんは。」
それは、否定しないけど…。
璃流蘭「恋愛なんてくだらないだけ。」
流以「それは、私も思ってた。だけど、付き合ってみると価値観が変わる。今までは、仲間のために戦い、自分が世界No.1の総長であるということを守り、鍛え続けなければいけない葛藤。」
璃流蘭「私は、仲間のために戦う。そのために強くなってる。」