赤面彼女
この学校に通えるのは嬉しいけど入学式とかは正直だるい。
学校に近づくにつれて
自分と同じ制服を着た新入生が増えてきた。
俺と祐介は歩きながら周りに可愛い子がいないか探す。
「みんな可愛いけど
なんかフツーだな(笑)」
祐介が小さな声で言った。
「そうだな。
なんかピンと来ねぇな。」
俺たちは探すのをやめた。
…その時
「キャッ!!」
後ろから甲高い女の子の声が聞こえた。
俺と祐介は同時に振り返る。
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