冷たい彼-初恋が終わるとき-

花霞side






放課後。



「ねえねえ花霞ちゃーん!」

「椎名さん、今日バスケ部見に行かない?」



帰り支度をしていると同じクラスの星絆ちゃんと女の子達から声を掛けられた。


ミディアムの黒髪にパーマをあてている星絆ちゃん。周りにいる子も、私とは系統の違う派手な子達。念入りに化粧しているのはバスケ部を見学しに行くかららしい。


バスケ部と言うよりも小田切君の応援だろう。小田切君はバスケ部のエース。彼目当てで見学しに行く女子は後を絶たない。そしてかく言う私もそのうちの一人だった、昨日までは。

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