夜人【ヨルヒト】さん
夜人が、エミカの肩に手をかけた。

「行こう」

少し間を置いて頷き、エミカは立ち上がった。

差し伸べられる夜人の手に、自分の手を預ける。

歩きだしながら、エミカは呟いた。







「あと、2人」
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