不「幸」せ
「幸」か「不幸」か

生と死

朝になって目が覚めた

勿論、不登校のため起きる時間はバラバラ。

目が覚めてすぐお腹が空きリビングへ降りた

テーブルに[朝食です。食べてね お昼は冷蔵庫の中のカレーを温めてね。]
と書き置きしてある手紙の隣にある朝食を食べながらTVをつけた


丁度朝の報道番組がやっていた

TVのニュースキャスターがニュースを淡々と読んでいた

《…続いてのニュースは 16歳の高校1年生の少女がマンションの自室と思われる窓から飛び降り、間もなく死亡しました。マンションの階は8階で…》

「あーあ…まだ若いのに可哀想に」

他人事、と言わんばかりの感想を述べる

ここまでは、いつもと同じニュース報道だと思っていた

《警察は部屋の中を調べたところ、パソコンをつけたまま某いじめサイトにログインしたままで、最後に『死にます』という書き込みがあったため自殺と見て捜査を始めています。》

嫌な予感がした。

「…いじめサイトに死にますの書き込みってそれじゃあまるで…」

《…サイトでは、「キティちゃん@つらたん。。」と名乗っていた様です……》

嫌な予感は的中した。
私はとっさに部屋に戻りパソコンを開いた
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