汚れを知らない女神さま゚+.。◕ฺ


びっくりした、彼が謝るなんて。


雄大は昔から謝るなんて事はしない人だった。いつも、自分が正しい、って…。


雄大は変わった。



まだ分からないけど。きっと劇的に。




「あんときは、俺本当にどうかしてた…。もう暴力なんてしないから…

ただ、ちょっと知り合いから頼まれてることがあってそれ手伝ってるだけだよ、ほんとに。」


自信なさげに呟く姿を見て私は何も言えなくなった。




「うん…。
私、やっぱり帰るね……。

じゃあ、またね。」



またね、そう言ったのには理由がある。


きっと雄大はもう怖くない。


ただ、トラウマが消えないだけで。



きっと、ばかりの想いだけどそれがいつか無くなるって私は信じてるから。




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