ニセ笑顔【完】






コツコツという足の音が私に迫ってくる。







「おい、答えろ。まぁ、その様子じゃ逆に否定できねぇな」






「・・・」






この声は・・確か・・。







サァっと私のパーカとなびかせる風。






足音が止まり、静かになるこの場。







微かに動く空気。






私は一点に集中をする。






それは、気配。







殺し屋に必要不可欠な気配を読み取る集中力。







・・いまだ。





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