もう人気者には恋をしない
「須藤さんって、結構笑うね」


 先輩がやっとオネエから戻った。


「先輩が、おかしすぎるからですよー」


 笑いすぎて涙が……私は目を拭った。


「そりゃ良かった。さっきビックリさせちゃったから、お詫び。
 どう?笑ったら少しはリラックス出来た?」

「あ……はい、だいぶ……」


 私の緊張をほぐすために、あんなに笑わせてくれたんだ……

 先輩って、ただおかしいだけじゃなくて、人のことを気づかう人なんだ。

 二つしか変わらないのに、
 なんか大人な感じ……
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