死神シシのお仕事事情~愛と命と死~
「…で、落ち着いた?お二人さん。」

俺が入りたかった枠には美奈がいる。

ずっと申し訳なさそうだった。

口を開いたのは優だった。

「ええ!彼女が、本当に私だけのものだったことも証明したしね♪」
「ちょ…!!優ちゃん…。」


赤面した美奈で、何故かキュンとした。



「…思い残しはあるか。」


「なるべくなくすつもり。…一つを残して。」

一つ?と俺は疑問を抱いたが、どうやら横の美奈も同じだった。



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