死んだ薔薇。

ゆっくりとドアノブに手を伸ばす貴方が

また私の前から消えてしまうのが

怖くて、考えられなくて

ありえないくらいの力が出てきた

ただ貴方を繋ぎ止めることが出来ればそれでいいと

私より大きい貴方を押さえつけ、

縄やガムテープできつく縛り、屋根裏部屋まで引きずって閉じ込めた

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