一夜の過ち・・・からの恋
「どんな知り合いなの?
なんか気になって 気になって!
ナイショって 言われたら
余計に気になるじゃん
友達の友達ってさ~
かなりの適当な言葉じゃない?」
「ああ…」
「もしかしてさ~
梨沙が元カノってことないよね?」
そう聞かれた瞬間
食べているものを吹き出しそうになった。
「ないない!違うよ~」
「それなら元カノの友人とかぁ?」
「いやいや…」
あやのこと信じていいかな?
昨日会ったばかりなのに
お互いのこともあまり知らないのに
話して大丈夫かな?
「あのね…話せば長いから
近々晩御飯でも食べながら話そうよ」
「えっ・・・訳ありっぽい感じ?」
「まあ…」
あやとは上手くやっていきたいから
話そうと思った。
それで例え軽蔑されても
仕方ないと そう思ったのだ。