【完】翼龍 ヨクリュウ ~あたしとクールで腹黒な総長と~


「じゃ、出るか。ん。」


サラリとあたしのはなしを無視し

背中を向けて、あたしの足元にしゃがんでくる。

乗れってことかな?


「ありがとう」


そういって、乗ってみる。


幅が広く、大きな背中だ

程よくついた筋肉が

服の上からでもよくわかる。

首から、日焼けのあととネックレスの鎖がが見える。



こんなに安定していて、落ち着く背中


なかなか、ないだろう。


こんなにいい男を足に使ってるあたしって


何様だって感じだ


なんだか、離したくない


離れがたい


そんな 感覚





いままで、思ったことなかったけど、ドジでよかった。


ユース高最高!!!!!!


て、思うんだ



単純かもね











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