え、高嶺の花が僕の彼女⁉︎
教室に着くと、春華はうたた寝をしていた。



窓から入る風が彼女の髪を掻き立てる。




春華。







僕は声をかけずに、心の中で呟いた。





あまりにも夕日に照らされる春華が綺麗で起こすのがもったいなかったから。




僕には、もったいないくらい、きれいだ。







ねぇ、君にいつか聞ける日がくるかな。




僕の何を好きになってくれたの?




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