諦めることを諦めて
転校

はじまり

だんだんと頭が覚醒してくる。
目を開けると白い天井に電気が付いている。右には黒のカーテンがあり左にはテーブルとドア。

「……起きるか。」

ドアをあけリビングに行くとみんなはもう起きていたみたいで朝食をとっていた

「あら、梨沙。おはよう。」

「うん。おはよう」

また閉じでしまいそうな重い瞼をこすりながら。
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