私と彼女と彼等
......
「美咲、ありがとう。」
泣いたお陰ですっきりした。
......まだ吹っ切れてはないけど。
「いーえ。」
ニコッと笑ってくれる美咲。
「あと、授業サボらせてごめん!!」
結局、私が泣き止むまで側にいてくれた美咲は6時限目までサボってしまった。
「何言ってんの!!そんなのお安いご用!!」
......あぁ、やっぱりこの子と結婚したいわ。
なんて思ってしまった稚咲ちゃんでした。