俺様副社長に捕まりました。

家族再び

部屋の中に足を踏み入れるとそこには大きなリビングルームがありその周りを囲むように
大きな窓が一面に広がり高層階からの夜景が一望できた。
だがそんな夜景を見てうっとりする余裕など全くなく
そのただならぬ空気に緊張が走った。

「これは・・・どういうこと?」
驚きと不快感を顕にした里沙さんの声が部屋に響き渡った。
でもそれは里沙さんだけではなかった。
里沙さんにお父様である安藤専務も同じで
「副社長!一体・・・これはどういうことなんだ?!」
怒りに近い声に更に緊張が走った。
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