サイコーに幸せなお姫様。



ツッチーの助言どおりにいつも通院している脳神経外科の医者に相談してみることにした。



ツッチーはもしダメなら諦めて私と二人だけの人生でも幸せだよって言ってくれたけど。



きっと私に気を使ったんだと思う。



サッカーのコーチをしている子供たちや私の弟の雅人に対しての接し方を見ていたら分かる。



めちゃくちゃ可愛がる性格だからかなりの子供好き。絶対自分の子供だって欲しいくせに。



病院の待ち合い室で自分の名前が呼ばれるのをドキドキしながら待っていた。



「土屋さん。まず血圧測りましょう。どうぞ」


「はい」



看護士に呼ばれて血圧を測る。数字を言われたけど私は血圧どころじゃなくて上の空で聞いていた。



そして主治医のいる診察室に通された。



「その後変わりはないですか?」


「はい……」



聞かなきゃ始まらないっ!もう決意して思い切って先生に聞いてみた。



「先生!私みたいに薬を飲んでいる人間でも子供は望めますか?」



先生はパソコンのマウスをカチカチしながら私のほうを見て口を開いた。





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