サイコーに幸せなお姫様。



なおが動けるようになった頃には二人で手分けしてミルクをあげる。



なおは嬉しそうに口を開く。



「やっぱり幸せが待ってた……自分の子供を抱っこできるなんて嬉しい」



一度は赤ちゃんを諦めていたなお。喜びは二倍だったろうな。



「どんな子に育つかな?」


「やっぱ最初のしつけが肝心じゃないの?父親のツッチーがきちんと威厳を持たなきゃダメだよ?」



父親ねぇ……



「相馬はかなり親バカになって心ちゃんのこと怒れないらしいけど俺は怒る時はマジで怒るよ?でも誉める時はめちゃくちゃ誉めるの!サッカー教えてる時もそうしていたし!」



間違った時はきっちり怒って後からギュッと抱き締めて愛情を見せてあげられたら……なんて思っていた。



だけどうちの姫もさぁ……



「だよね!それが私も一番いい教育方法だと思う」



姫は曲がったことが大嫌いだ。どんな母親になるか……父親の俺以上に怖く叱りそう。そんな不安を持ちつつ……



初の育児に悪戦苦闘しながら月日は流れていく。





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