チョコレート(仮完)


「まぁ、そういう事になるな。

 
 っていうかお前、声デカすぎだろ。」


嘘でしょ~??!!


私がショックを受けていると、


悠斗からグサッとくる一言が…



「ま、お前昔から

 早とちりばっかりしてたしな。」


ガガガガーン。


「も、もとはといえば、


 悠斗が嘘ついたのが悪いんだからね!」


へっへーん♪



「そ、それはっ!


 し、仕方ないだろっ!

 
 ……嫉妬してほしいぐらい好きなんだよ」


茹でたこのように赤くなる悠斗。


同じく茹でたこのようになる私。



悠斗って、こんなに甘かったの?!


ま、そんな悠斗も悪くないかな…



「悠斗っ!


 帰ろっ!」

< 25 / 46 >

この作品をシェア

pagetop