隣の席の苦手なキミと




自覚はしてんのかな。少しかわいそうに思ってしまった。



そして堀川の悪口…というか、俺が思ってることを言うと白崎は睨んできた。



そしてハッキリと俺を否定したのだ。




ふーん、友達想い、か。

なかなかいい奴じゃん。



思わず笑みをもらしてしまいそうになる。



だって、あんな俺にビクビクしてる白崎が友達のことになると反抗してくるんだぞ?


すごく、微笑ましい。



そう思いながら観察してるとある日、

佐山が白崎を呼び出した。



前日、警告したのにアイツはのこのことついていく。


馬鹿だろ。




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