隣の席の苦手なキミと




***




「よし、乾いたな。着替えろ。」



あれからしばらく経ち、会津くんが私の制服を持ってくる。



「あ、ありがと…。あの、外に……」



私がそう言うと会津くんは部屋の外に出て行く。



そして急いで着替える。



よし、もう濡れてるとこなんてないね。




「着替え終わったよ。」




私も部屋に出てそう言うと、



「帰るか。送ってくよ。」




会津くんはそう言ってくれた。



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