最高にめんどくさいイケメンに愛されている女の子
そう後ろから呼び止められ、私を驚いて振り返った。
「お前、私のことを知っているのか?」
「ああ、いつも若松と一緒にいたからな。ついでに覚えた」
「私と若松がセットのように覚えるな」
よくいるのだ。私と若松はセットとして考える奴が。というかついでに覚えたとか、本人の前で言うな。
それより、我が校の奴らではない他校のあいつが私と若松をセットで覚えている方が驚きだ。
私は呆れてため息を吐いて、新道の方を見た。