初恋の君は俺を忘れてしまいました。
第三章

日常

Said kou


{昂!}


そう、笑顔で俺の名前を呼ぶ君を、ただただ追いかけていた。


君は俺の名前を呼ぶのに絶対に君からはこっちに来なくて。


追いかけても、追いかけても、君は遠くなっていく。


手を伸ばせば、伸ばすほど、君は逃げていく。


どうしたら、君に届く?


どうしたら、君は俺のもとへきてくれる?


どうしたら・・・約束を交わしてくれるんだ?
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