鬼姫マラントデイズ
≪第2章≫入会

vs.謎のコドモ

私は久しぶりに、着物に身を包んでいた。



「はー…本当久しぶり!

…追放されて以来、きてなかったからなぁ…」



寂しいことに、独り言にも少し慣れてしまった。


今日は日曜日…入学して早1ヶ月近く…




『裏生徒会』は気になるけど…


音沙汰もないし、放っておこう!という趣向へ変えた私。



今は普通の女子高校生なんだから…



鬼の一族族長の孫娘ではないんだから。




もっと、自由に楽しく生きたいんだ。




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