不器用な俺の恋
パジャマではなく、スウェット姿
ちょっと長い袖で顔を隠しながら

結「久しぶり!」

松「ぶっ!!何それ!!」

結「だって…化粧してないし!!」

浩「修学旅行で、すっぴんみてるだろ!」

結「1つ老けたし!!」

佐「俺の前で老けたとか話題だすか?」

信「気にしてたんだ……」

結「ぷっ!!」

俺「元気でよかった… 」

結「ん」

松「でた! ん 」



今まで話せなかった分を取り戻した

叔母さんをお母さんと呼んでた

どこが悪かったの?ってくらい元気だ

夏休みは病院で過ごすらしい

2年連続とか、ありえないってぷんぷん

言って、叔母さんに怒られて

点滴の時間だから、叔母さんも俺らも

帰ることになった

それぞれ、結に声かけて

佐「また来るな!」

結「ん」

俺「それ、やめれ!!」

結「ん」




結「さみしくなるな… 」




とか言うから、後ろ髪ひかれまくり

俺「あ!んじゃ、これ!預ける!」

ポケベルから、イルカを外して結に渡した

結「懐かしい!!」

俺「学校来るまで貸す!返せよ!!」

結「ん!ありがとう!」




病室出てエレベーターまで来てから


俺「先行ってて!!忘れてた!!」


皆を先に行かせて


俺「結!」

結「あれ?どしたの?恭ちゃん!!」

ちゅっ

俺「忘れてた!」

結「/////」

俺「/////またな!!」


逃げてきた


本当は、好きなんだって伝えたかった

だけど…キスした

言葉でないと伝わらないこともある

だけど…俺、上手く言えないから

伝わったかな……???



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