叶う。 Chapter2








途端に綺麗な蒼い瞳と視線がぶつかる。




その綺麗な蒼い瞳に映る、自分の姿の中に、私は何故かあの子の存在を感じた。




もう消えてしまったはずのあの子が……

何故か悲しそうに私を見つめている気がした。





私はぎゅっと目を閉じて、その存在を消し去った。




だけれど何故か私の瞳からは・・・



涙が一筋流れ落ちた・・・・・・。









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