課長さんはイジワル2
「私も課長にセクハラしました。どんな処分も受けますから」


私はペコリと頭を下げると、ミーティングルームのドアノブに手を掛ける。


「……だけど、今さっきのキスはなかったことにしないでください」


「杉原……」


「課長のバカ!『杉原』なんて呼ばないで!」


あんなに呼ばれたかった名前……。


それなのに、今はこんなにもつらい。


私は課長を睨み付けると、呆然としたままの課長を残しミーティングルームから逃げ出してしまっていた。




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